20世紀日本人名事典 「柴田畦作」の解説 柴田 畦作シバタ ケイサク 明治・大正期の建築学者 東京帝大学教授。 生年明治6年7月(1873年) 没年大正14(1925)年1月5日 出生地岡山県 学歴〔年〕帝国大学工科大学〔明治29年〕卒 学位〔年〕工学博士〔明治38年〕 経歴明治29年大学を卒業して九州鉄道技師となる。のち第3高等学校教授、第五高等学校教授を経て、東京帝大工科大学助教授に転じ、ついで教授に就任。土木工学研究のためドイツ、フランス、米国に留学、帰国後、38年工学博士の学位を受けた。日本で初めて鉄筋建築を研究し、応用力学・構造学に造詣が深く、福島県原町の無線電信塔、明治神宮の神橋などを設計した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴田畦作」の解説 柴田畦作 しばた-けいさく 1873-1925 明治-大正時代の建築学者。明治6年7月生まれ。三高,五高教授をへて,東京帝大教授となり,土木工学研究のためドイツ,フランス,アメリカに留学。わが国ではじめて鉄筋建築を研究し,福島県原町の無線電信塔,明治神宮の神橋などを設計した。大正14年1月5日死去。53歳。岡山県出身。帝国大学卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by