柴田穂(読み)シバタ ミノル

20世紀日本人名事典 「柴田穂」の解説

柴田 穂
シバタ ミノル

昭和期の新聞記者 元・産経新聞取締役・論説委員長。



生年
昭和5(1930)年3月21日

没年
平成4(1992)年2月1日

出生地
東京

出身地
福岡県

学歴〔年〕
東京外国語大学中国語学科〔昭和29年〕卒

主な受賞名〔年〕
菊池寛賞(第27回)〔昭和54年〕「毛沢東悲劇」,韓国修交勲章光化章〔平成4年〕

経歴
昭和12年から22年まで中国で過す。29年産経新聞東京本社に入社。36年ソウル支局員、41年北京支局長、49年外信部次長(東京)論説委員、54年国際報道担当専門委員(コラムニスト)。56〜58年「脅威の構造―朝鮮半島」を連載。59年7月論説委員長、60年2月役員待遇、61年7月取締役論説委員長に就任。63年2月取締役となり、同年6月退任。著書に「周恩来の時代」「毛沢東の悲劇」「全日成の野望」(全3巻)「悪夢北朝鮮」「金大中挫折」「射殺―朴大統領の死」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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