柿ノ内村
かきのうちむら
[現在地名]矢吹町田内・子ハ清水・本郷町・南町・境町・東の内・馬場
竜田川南岸にあり、南は矢吹村、東は久来石村(現鏡石町)、北は高林村(現天栄村)。柿之内とも記す。会津から水戸への道が通り、もとは高林村・小川村(現天栄村)と一村で、慶安年間(一六四八―五二)分村したという。本村南西に端村大久田、本村北に端村沖田がある(白河風土記)。岩瀬郡に属した。白河藩領から慶応二年(一八六六)以降幕府領。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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