デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栗原百助」の解説 栗原百助 くりはら-ももすけ 1788-1826 江戸時代後期の武士。天明8年生まれ。丹後(京都府)宮津藩士。文政5年同藩の重税に反対する一揆(いっき)がおきたとき,父理右衛門とともに領民の意をくんで収拾をはかる。事件後,反対派によって幽閉されるが,江戸の藩主本庄宗発(むねあきら)にうったえようと脱出。途上の近江(おうみ)(滋賀県)の八幡で追っ手に追いつかれ,文政9年2月16日切腹した。39歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by