栗田勤(読み)クリタ ツトム

20世紀日本人名事典 「栗田勤」の解説

栗田 勤
クリタ ツトム

明治・大正期の国史漢学者



生年
安政4年(1857年)

没年
昭和5(1930)年10月15日

出身地
常陸国(茨城県)

別名
号=晦屋

経歴
家塾輔仁学舎に学び、のちその塾頭として教育に尽力した。父の事業であった「大日本史志表」の編纂校訂を継いで、明治39年これを完成させた。国史漢学に造詣が深く、水戸学の研究・普及に努めた。著書に「水戸学本義」「水藩修史事略」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栗田勤」の解説

栗田勤 くりた-つとむ

1857-1930 明治-大正時代の漢学者。
安政4年生まれ。栗田寛(ひろし)の子。父にまなび,のち家塾輔仁(ほにん)学舎の塾頭となる。父の事業「大日本史志表」の編修・校訂をうけつぎ,明治39年完成させた。昭和5年10月15日死去。74歳。常陸(ひたち)(茨城県)出身。号は晦屋。著作に「水戸学本義」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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