栗谷古墳群(読み)くりだにこふんぐん

日本歴史地名大系 「栗谷古墳群」の解説

栗谷古墳群
くりだにこふんぐん

[現在地名]榛原町大字栗谷

標高六三七・二メートルの伊那佐いなさ山から西に延びる幾条かの尾根筋に築かれ、北から尾尻おじり・トゴヤシキ・トノヤシキ・小谷こだになどの小字名を付けて支群に分けられる。各支群を昭和五三年(一九七八)から五四年にわたって橿原考古学研究所が発掘調査。

尾尻支群は方墳・円墳計一〇基からなる。発掘調査された三基は径一八メートル前後の小円墳で、主体部は木棺直葬で須恵器類や鉄刀・刀子・鉄鏃などが出土

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む