栗鴫象鼻虫(読み)くりしぎぞうむし

精選版 日本国語大辞典 「栗鴫象鼻虫」の意味・読み・例文・類語

くり‐しぎぞうむし‥しぎザウむし【栗鴫象鼻虫】

  1. 〘 名詞 〙 ゾウムシ科の甲虫。体は卵形で、体長は六~一〇ミリメートル。口吻(こうふん)が細長く突き出、その途中から長い触角が左右に出ている。黒褐色で、背面に不明瞭な波状紋がある。本州以南、中国、インドに分布クリの大害虫で、成虫は口吻で果実に穴をあけて産卵し、幼虫栗虫(くりむし)と呼ばれ、果実を食害する。灯火にも集まる。くりのしぎむし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 こうふん 名詞

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む