栗鴫象鼻虫(読み)くりしぎぞうむし

精選版 日本国語大辞典 「栗鴫象鼻虫」の意味・読み・例文・類語

くり‐しぎぞうむし‥しぎザウむし【栗鴫象鼻虫】

  1. 〘 名詞 〙 ゾウムシ科の甲虫。体は卵形で、体長は六~一〇ミリメートル。口吻(こうふん)が細長く突き出、その途中から長い触角が左右に出ている。黒褐色で、背面に不明瞭な波状紋がある。本州以南、中国、インドに分布クリの大害虫で、成虫は口吻で果実に穴をあけて産卵し、幼虫栗虫(くりむし)と呼ばれ、果実を食害する。灯火にも集まる。くりのしぎむし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 こうふん 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む