精選版 日本国語大辞典 「栗鴫象鼻虫」の意味・読み・例文・類語 くり‐しぎぞうむし‥しぎザウむし【栗鴫象鼻虫】 〘 名詞 〙 ゾウムシ科の甲虫。体は卵形で、体長は六~一〇ミリメートル。口吻(こうふん)が細長く突き出、その途中から長い触角が左右に出ている。黒褐色で、背面に不明瞭な波状紋がある。本州以南、中国、インドに分布。クリの大害虫で、成虫は口吻で果実に穴をあけて産卵し、幼虫は栗虫(くりむし)と呼ばれ、果実を食害する。灯火にも集まる。くりのしぎむし。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例