最新 地学事典 「核の組成」の解説
かくのそせい
核の組成
composition of core
地球中心の金属核の化学組成。鉄を主体とし,5wt%程度のニッケルに加え,原子番号の小さな軽元素を多く含む(最大で10wt%程度)。核の軽元素の正体は未解明だが,水素・炭素・酸素・珪素・硫黄がおもな候補と考えられている(どれも宇宙存在度が高く,鉄と合金を作りやすい)。地球の水素・炭素・硫黄のほとんどが核に存在している可能性が高い。地球全体の質量のおよそ1/3を占める核の組成が不明なため,地球全体の化学組成もはっきりわかっていない。
執筆者:廣瀬 敬
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

