核の非人道性会議

共同通信ニュース用語解説 「核の非人道性会議」の解説

核の非人道性会議

核兵器が与える破滅的影響について議論する国際会議。放射性物質による広範囲の汚染、負傷者救護が不可能になることなど、核兵器による甚大な被害への懸念が2010年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議で表明されて以降、非人道性に関する議論が活発化。ノルウェー政府が13年3月にオスロで第1回会議を開催し、14年2月にメキシコで第2回が開かれた。日本政府は毎回参加しているが、核保有五大国は、同年12月のウィーンでの第3回に米英が初参加。第4回は、今月21~23日の核兵器禁止条約第1回締約国会議前日の同20日にウィーンで開催される。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android