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核兵器の人道的影響に関する国際会議

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

核兵器の人道的影響に関する国際会議

核兵器の使用がもたらす影響について、科学的な視点から各国が議論する場。第1回ノルウェー(2013年3月、127カ国参加)、第2回メキシコ(今年2月、146カ国参加)に続き、12月にオーストリアウィーンで第3回会議が開かれる。メキシコ会議は議長総括で「核兵器人道的影響の議論は、法的拘束力のある措置を通じた新たな国際規範へと進まねばならない」「(来年の)広島・長崎被爆70年はそのための一里塚である。もはや引き返すことはできない」とした。

(2014-08-30 朝日新聞 朝刊 オピニオン1)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

核兵器の人道的影響に関する国際会議
かくへいきのじんどうてきえいきょうにかんするこくさいかいぎ
International Conference on the Humanitarian Impact of Nuclear Weapons

核兵器の使用がもたらす影響について各国の専門家が議論する会議。大量破壊兵器のなかで、唯一明示的に禁止されていない核兵器を法的に禁止するための交渉プロセス開始を目ざしている。2013年3月、第1回オスロ会議はノルウェー政府主催で127か国が参加して行われた。第2回は2014年2月にメキシコ政府主催でメキシコのナヤリトで開催。146か国が参加し、オスロ会議で行われた核廃絶に向けた行動計画フォローアップをした。ただし第2回までは、核兵器を保有する5大国(アメリカイギリス、中国、フランスロシア)と、イスラエル北朝鮮などのその他の核保有国も参加しなかった。2014年12月にオーストリアのウィーンで開かれた第3回会議には158か国が参加し、核保有国のうちアメリカとイギリスが参加した。会議にはNGOが参加していることもあり即時廃止を求める強い意見が目だつが、核不拡散条約NPT)を軸とした現実的な縮小を求める意見が主流を占める。なお、日本は第1回会議から参加している。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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