核拡散抵抗性(読み)カクカクサンテイコウセイ

デジタル大辞泉 「核拡散抵抗性」の意味・読み・例文・類語

かくかくさん‐ていこうせい〔カククワクサンテイカクセイ〕【核拡散抵抗性】

核物質原子力施設軍事転用しにくいように生産または設計され使用されていること。PR(Proliferation Resistance)。
[補説]「核物質防護」が、テロリストなどの非国家主体による脅威(核物質の盗取や原子力施設の破壊など)の排除目的としているのに対し、「核拡散抵抗性」は国家による脅威(核物質の軍事転用や原子力施設の不正使用)の阻止を目的としている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android