根ノ上遺跡(読み)ねのかみいせき

日本歴史地名大系 「根ノ上遺跡」の解説

根ノ上遺跡
ねのかみいせき

[現在地名]板橋区小茂根一丁目

石神井しやくじい川南岸にある遺跡。昭和一二年(一九三七)のちに細石核とよばれる遺物が採集され、同二八年には当遺跡出土の小型石器が発表されて以来、細石器文化の遺跡として知れわたった。同六〇年都営住宅建設に伴って発掘が行われた。注目されていた細石核の出土層位とそれよりも古い時期の異なる三つの遺物包含層が確認され、これらを証明する細石刃・尖頭器・ナイフ形石器などが出土したことから、約三万年前までさかのぼる遺跡であることが判明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む