根室別院(読み)ねむろべついん

日本歴史地名大系 「根室別院」の解説

根室別院
ねむろべついん

[現在地名]根室市平内町

真宗大谷派寺院。本尊阿弥陀如来。明治一〇年(一八七七)九月、京都東本願寺函館別院の輪番岡崎元肇が布教のため根室に出張し、常盤ときわ町に借地して仮出張所を開設。その後この土地は返還したが、同一二年弥生やよい町の一条亀太郎の居宅に仮掛所を開設。同年弥生町三丁目番外地(現在の平内町)に移転。同三〇年根室支院の寺号を道庁に出願し許可される。同年の檀家数三四三、総代柳田藤吉・吉村常吉・佐藤勝三郎

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android