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根岸松齢 ねぎし しょうれい

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

根岸松齢 ねぎし-しょうれい

1833-1897 幕末の剣術家。
天保(てんぽう)4年生まれ。家は代々荒木流師範で,上野(こうずけ)(群馬県)安中藩につかえる。北辰(ほくしん)一刀流の海保帆平に師事し,のち帰藩して荒木流4代をつぎ剣術指南役となる。海保にまなんだ手裏剣術をさらに工夫し,根岸流をひらいた。明治30年7月15日死去。65歳。名は宣教。通称は忠蔵。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

根岸松齢

没年:明治30.7.15(1897)
生年:天保4(1833)
幕末の剣術家。安中藩(安中市)剣術指南役。通称忠蔵。宣教と名乗り,晩年松齢と号す。上野国安中藩荒木流剣術3代目根岸宣徳の子。藩命により北辰一刀流の海保帆平に学び,のち海保塾の塾頭となる。海保は水戸藩主徳川斉昭の命を受けて上遠野伝の手裏剣術を再興したが,根岸はこれをさらに工夫発展させて根岸流手裏剣術を創流した。根岸流は剣を回転させずに飛ばす直打法を用い,同種の打法のうち最も距離が利く(約13m)とされている。同じく剣の基部に糸などを巻き込み,重心を前に置く工夫をすでにしていた筑前藩の山ノ井流の影響があると思われる。維新後は養蚕に力を入れ,同流2代目は利根川孫六に譲った。

(甲野善紀)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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