根岸正吉(読み)ネギシ ショウキチ

20世紀日本人名事典 「根岸正吉」の解説

根岸 正吉
ネギシ ショウキチ

大正期の詩人,社会運動家



生年
明治25(1892)年

没年
大正11(1922)年11月13日

出生地
群馬県佐波郡宮郷村(現・伊勢崎市)

別名
筆名=N・正吉

学歴〔年〕
群馬県立工卒

経歴
東京、横浜などで工場労働者となり、そのかたわらN・正吉の筆名で詩作発表。大正9年伊藤公敬との共著「労働詩集・どんぞこで歌ふ」を刊行した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「根岸正吉」の解説

根岸正吉 ねぎし-しょうきち

1892-1922 大正時代の詩人,社会運動家。
明治25年生まれ。社会主義運動に共鳴し,工場ではたらきながらN.正吉の名で「新社会」などに詩を発表。大正9年日本社会主義同盟の結成に参加した。大正11年11月12日死去。31歳。群馬県出身。伊勢崎工業卒。詩集に「どん底で歌ふ」(共著)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android