根岸涼宇(読み)ねぎし りょうう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「根岸涼宇」の解説

根岸涼宇 ねぎし-りょうう

1732-1794 江戸時代中期の俳人
享保(きょうほう)17年生まれ。武蔵(むさし)青梅(おうめ)(東京都)の豪農。涼袋(建部綾足(たけべ-あやたり))に入門し,その没後吸露庵2代を名のる。寛政5年ごろ京都二条家から花の下(はなのもと)宗匠の称号をゆるされた。寛政6年11月5日死去。63歳。名は保固別号黄橘,風後。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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