日本歴史地名大系 「根崎町」の解説 根崎町ねざきまち 福島県:二本松市二本松城下根崎町[現在地名]二本松市根崎二本松城下六町の一つで、竹田(たけだ)町の東に続く。慶安二年(一六四九)以降の町割の際新しく置かれた町といわれている。延享二年(一七四五)の郷村高辻帳(二本松市史)に町名がみえ、六五石余の高付がなされている。杉田組郷高帳(同書)には古高七九石余、宝永二年(一七〇五)の検地高本田四八石余・新田三石余とあり、天保郷帳では一七六石余、旧高旧領取調帳では一一六石余と数値の変動が大きいが、理由は不明。 根崎町ねさきちよう 北海道:渡島支庁函館市旧銭亀沢村地区根崎町[現在地名]函館市湯川町(ゆのかわちよう)三丁目昭和二一年(一九四六)から同三五年までの町。昭和八年に亀田(かめだ)郡銭亀沢村が大字を廃止して字名の改正を行った時、旧大字根崎村の字土場(つちば)・字根崎の各一部を中心に、字寒坂・字サムイ坂・字弥右衛門川・字根崎野・字根崎浜・字高松(たかまつ)の各一部を併せて新たな字根崎とした(銭亀沢村字地番改正調書)。昭和二一年に字根崎西部の温泉地が函館市に編入され、根崎町となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報