日本歴史地名大系 「根津社地門前」の解説 根津社地門前ねづしやちもんぜん 東京都:文京区旧本郷区地区根津社地門前[現在地名]文京区根津(ねづ)一丁目根津権現境内に成立した町屋。北は下水を隔てて根津権現別当の屋敷、西は同屋敷、南は根津権現神主の屋敷、東は道を隔てて根津門前町。当地は宝永三年(一七〇六)千駄木元根津(せんだぎもとねづ)から遷座した根津権現の境内に入った。のち町屋が立ち、延享二年(一七四五)に町奉行支配になった。「御府内備考」によれば、町内は参道を挟んで南側が間口四〇間、裏行が六間、北側は間口が三八間余、裏行が四間。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by