日本歴史地名大系 「根津須賀町」の解説 根津須賀町ねづすがちよう 東京都:文京区旧本郷区地区根津須賀町[現在地名]文京区根津(ねづ)一丁目明治二年(一八六九)に根津社地(ねづしやち)門前が改称して成立、合せて根津神社(根津権現)境内などを編入したと考えられる。同二年に編入された地所のなかには、根津神社の南東にあった武家地も含まれた。同所や根津神社境内は、従来は甲斐甲府藩主徳川綱重の屋敷だったが、宝永三年(一七〇六)に根津権現が遷宮、これとともに旗本屋敷が置かれ、幕末に至った(沿革図書など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by