桂一郎(読み)カツラ イチロウ

20世紀日本人名事典 「桂一郎」の解説

桂 一郎
カツラ イチロウ

昭和期の放送作家 日本放送作家協会理事;日本放送作家組合理事。



生年
大正6(1917)年1月21日

没年
昭和61(1986)年1月21日

出生地
東京

学歴〔年〕
慶応義塾大学卒

主な受賞名〔年〕
芸術祭賞大賞(第12回・昭32年度)「ぶっつけ本番・姫重態・人命」,日本民間放送連盟賞文部大臣賞(昭34年度)「木馬の夢」

経歴
大卒後、東宝演劇本部を経て、シナリオ執筆を始める。放送作家の草分けで、昭和34年の日本放送作家協会設立時から同協会および日本放送作家組合の理事、48〜52年組合の常務理事を務めた。主な作品に映画「風立ちぬ」(東宝)、テレビ「人間の条件」「刑事物語」「ダイヤル110番」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂一郎」の解説

桂一郎 かつら-いちろう

1917-1986 昭和時代の放送作家。
大正6年1月21日生まれ。東宝勤務ののちシナリオ執筆に専念。「ぶっつけ本番・姫重態・人命」で昭和32年度芸術祭大賞,「木馬の夢」で34年度日本民間放送連盟賞文部大臣賞。ほかに映画「風立ちぬ」,テレビドラマ「人間の条件」など。日本放送作家協会理事。昭和61年1月21日死去。69歳。東京出身。慶大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android