桂岩寺(読み)けいがんじ

日本歴史地名大系 「桂岩寺」の解説

桂岩寺
けいがんじ

[現在地名]西尾市上矢田町 寺前

県道上横須賀(かみよこすか)―楠(くす)村線に沿い、その南側に位置する。虎洞山竜臥院と号し、浄土宗西山深草派。京都誓願(せいがん)寺のもと末寺。阿弥陀如来を本尊とする。

観応元年(一三五〇)吉良氏の被官であった戸(と)ヶ崎(さき)城主戸ヶ崎次郎義宗の創建といい開基は恵愍。天文六年(一五三七)安祥(あんしよう)城(現安城市)城主松平康忠が諸堂再建、菩提寺にしたといい、康忠の墓がある。桂岩寺を中心に、多くの墳墓が散在、義宗の墓は、桂岩寺縁起に「当山境内ヨリ北方約一丁ヲ隔テ墓石ヲ存ス」が移されたもの、義宗の夫人富波(とみは)御前の墓は、寺後の富波塚にあったもの、富波塚には数本の松を残す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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