デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂川甫策」の解説 桂川甫策 かつらがわ-ほさく 1839-1890 幕末-明治時代の医師,化学者。天保(てんぽう)10年生まれ。桂川甫賢の次男。桂川家8代。文久2年幕府の洋書調所手伝出役,のち開成所教授となる。維新後は大学南校教授,文部省翻訳官を歴任。「和蘭字彙(オランダじい)」の改訂・出版にもつくした。明治23年5月25日死去。52歳。江戸出身。名は国幹(くにもと)。字(あざな)は和春。号は淳斎。著作に「化学入門」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例