桂木洋子(読み)カツラギ ヨウコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「桂木洋子」の解説

桂木 洋子
カツラギ ヨウコ


職業
女優

本名
黛 住恵

旧名・旧姓
富沢

生年月日
昭和5年 4月6日

出生地
東京市 四谷区(東京都)

学歴
麹町女子商〔昭和21年〕中退

経歴
昭和21年松竹歌劇団(SKD)に2期生として入団。23年木下恵介監督に見出され「肖像」に出演。同年続いて「破戒」に起用されたのを機にSKDを退き松竹に入社。以後木下組の常連となり、「破れ太鼓」「善魔」「日本の悲劇」「喜びも悲しみも幾歳月」に出演。25年「三つの結婚」で初主演して純情可憐なタイプが受け、以後も純情な乙女・若夫人といった役柄が続いた。28年作曲家の黛敏郎と結婚、しだいに出演本数も減少し、38年「丘は花ざかり」を最後に引退した。他の出演作に黒沢明監督「醜聞」など。

没年月日
平成19年 3月 (2007年)

家族
夫=黛 敏郎(作曲家),長男=黛 りんたろう(テレビディレクター)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android