桃井真（読み）モモイ マコト

20世紀日本人名事典

桃井 真
モモイ マコト

昭和・平成期の国際政治評論家 読売新聞調査研究本部客員研究員;元・防衛研修所研究部長。

生年

大正12(1923)年2月4日

没年

平成16(2004)年4月18日

出生地

神奈川県鎌倉市

出身地

長野県

学歴〔年〕

東京外国語学校(現・東京外国語大学)〔昭和18年〕卒,コロンビア大学大学院ジャーナリズム科〔昭和61年〕修了,ハーバード大学大学院〔昭和62年〕修了

経歴

ニューヨーク・デーリーニュース記者、エジアン・エコノミックレビュー編集長を経て、昭和29〜57年防衛研修所に勤務、研究部長などを歴任。この間、ロンドン大学研究員、カリフォルニア大学、ノースカロライナ大学各客員教授も歴任。50年には外務省に出向、国連軍縮委員会特別委員を務めた。著書に「日本の安全・世界の平和」「生き残りの戦略」「SDIと日本の戦略」「2001年・日本の軍事力」など。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

桃井真 ももい-まこと

1923－2004　昭和後期-平成時代の軍事評論家。
大正12年2月4日生まれ。女優桃井かおりの父。ハーバード大大学院修了後,「アジア-エコノミック-レビュー」編集長をつとめる。昭和29年防衛庁の防衛研修所(現防衛研究所)にはいり,のち研究部長。防衛問題を国際戦略,資源問題の視点から研究した。平成16年4月18日死去。81歳。神奈川県出身。東京外国語学校(現東京外大)卒。著作に「日本の安全・世界の平和」など。

出典　講談社