桃木村(読み)もものきむら

日本歴史地名大系 「桃木村」の解説

桃木村
もものきむら

[現在地名]都幾川村桃木

関堀せきぼり村の西に位置し、南西方に弓立ゆみたて山がそびえる。玉川たまがわ領に属し、いわゆる妙覚みようかく郷八ヵ村の一つ。小名に「根キハ・トチ沢・山口」があった(風土記稿)。田園簿には桃ノ木村とみえ、田高九〇石余・畑高二六石余、ほかに紙舟役五〇三文が課せられ、幕府領。元禄郷帳では高一四二石余、国立史料館本元禄郷帳では旗本金田領。以降、同領のままで幕末に至ったと思われる(「風土記稿」「郡村誌」など)。化政期の家数三〇、用水たいら村地内で都幾川から取水した(風土記稿)鎮守八幡(現八幡神社)妙覚八幡大菩薩御縁起(西沢家文書)によれば同社は妙覚郷八ヵ村の総鎮守で、延暦二四年(八〇五)勧請という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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