桑原正望(読み)くわばら まさもち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桑原正望」の解説

桑原正望 くわばら-まさもち

1807-1858 江戸時代後期の画家
文化4年生まれ。駿河(するが)(静岡県)島田の人。勾田台嶺(まがた-だいれい)にまなび,山水画にたくみであった。のち更幽山房と名づけた祖先旧居に退隠した。安政5年死去。52歳。字(あざな)は三五,民之。号は桂叢(けいそう)。父の桑原正瑞(まさみず)(芯堂(しんどう))は島田宿名主で,文人として知られる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android