桑原老父(読み)くわばら ろうふ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桑原老父」の解説

桑原老父 くわばら-ろうふ

1691-1756 江戸時代中期の俳人
元禄(げんろく)4年生まれ。桑原女媒(じょばい)の父。大坂の医師。小西来山(らいざん)にまなび,雑俳の点業と秀吟集の編集に従事。また「小三月」ほか師の年回忌追善集をたびたび編集した。宝暦6年2月3日死去。66歳。姓は井上とも。名は貞雄。別号に竹砌(ちくぜい),五流斎,布門,桑老父。編著に「松葉畚(ふご)」「桑老父」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android