コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

小西来山 こにし らいざん

7件 の用語解説(小西来山の意味・用語解説を検索)

美術人名辞典の解説

小西来山

江戸中期の俳人。和泉生。通称は伊右衛門、号を十万堂・湛々翁・風老人等。幼時西山宗因門下の前川由平に俳諧を学び、18才で宗匠となる。作風は談林的な遊戯に堕さず、まことを通すものであった。享保元年(1716)歿、63才。

出典|(株)思文閣
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

こにし‐らいざん【小西来山】

[1654~1716]江戸前期の俳人。大坂の人。通称伊右衛門。別号、十万堂・湛々翁(たんたんおう)など。西山宗因の直門となり談林風の句を作ったが、のち蕉風に近い句境を示した。句文集「今宮草」「津の玉柏」など。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

小西来山 こにし-らいざん

1654-1716 江戸時代前期-中期の俳人。
承応(じょうおう)3年生まれ。前川自入(じにゅう),西山宗因にまなぶ。のち宗因の談林派にあきたらず,上島鬼貫(うえじま-おにつら)らと伊丹(いたみ)派をおこした。晩年は蕉風(しょうふう)にちかい作風をみせる。享保(きょうほう)元年10月3日死去。63歳。和泉(いずみ)(大阪府)出身。通称は伊右衛門。別号に満平(みつひら),湛々翁,十万堂。著作に「大坂八五十韻(はちごじゅういん)」など。
【格言など】青し青し若菜は青し雪の原(「続いま宮草」)

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

小西来山

没年:享保1.10.3(1716.11.16)
生年:承応3(1654)
江戸中期の俳人。通称,伊右衛門。別号に,満平,十万堂,湛翁,湛々翁など。俳諧は西山宗因門の前川由平に学び,のち宗因門となる。若いころに点者となり,大坂の主要俳人として活躍。ことに元禄3(1690)年ごろからの活動には目を引くものがあり,当時の大坂の宗匠の中でも代表的な俳人といってよい。5年には,『俳諧三物』を刊行した。来山の独吟表6句を巻頭に置き,知友門弟の句を所収。以後,自ら選んだ集はない。そのころから雑俳点者へと傾斜していき,10年以降の加点は著しい。生前に刊行された雑俳書は約130部確認されるが,来山点の載るものは50部におよぶ。大坂の代表的な雑俳点者であった。俳諧から雑俳の流行へと移行する元禄前後の俳壇変動が,みごとに投影された俳人であり,洒脱磊落な人物であった。<参考文献>飯田正一『小西来山俳句解』

(楠元六男)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

こにしらいざん【小西来山】

1654~1716) 江戸前・中期の俳人。通称、伊右衛門。別号、十万堂・湛々翁など。大坂の人。俳諧師としても雑俳点者としても活躍した。著「今宮草」「俳諧五子稿ごしこう」など。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小西来山
こにしらいざん

[生]承応3(1654).大坂
[没]享保1(1716).10.3. 大坂
江戸時代中期の俳人。通称,伊右衛門。別号,満平 (みつひら) ,十万堂,湛翁,湛々翁,未来居士,宗無居士。大坂淡路町の薬種商の子。のち渡辺橋のほとり,さらに今宮に住む。前川由平,西山宗因の門。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小西来山
こにしらいざん

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の小西来山の言及

【来山】より

…江戸前期の俳人。姓は小西,通称は伊右衛門。初号は満平,別号に十万堂,湛翁,宗無居士など。大坂の人。少年期に死別した父が宗因門の俳人だったことから,同門の由平の後見を得て俳人となった。若くして法体となり,1713年(正徳3)夏,今宮に閑居。豪放磊落(らいらく)な人柄であったらしい。また無類の酒好きで〈生涯醒めたる日なく〉と鬼貫の追悼文にみえる。雑俳の点業にも力を入れた。〈お奉行の名さへ覚えずとしくれぬ〉(《海陸前集》)。…

※「小西来山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

小西来山の関連キーワード槐本諷竹上野家文祇尹鏡裏坊桜井栗堂高沢士明月守橋本湛月横井一蛙芄月

今日のキーワード

プレミアムフライデー

経済産業省と日本経済団体連合会などの経済界の団体が個人消費を喚起するため、毎月末の金曜日に午後3時をめどに仕事を終えるよう企業に対応を呼びかけるキャンペーンの名称。2016年12月12日、政府と経済界...

続きを読む

コトバンク for iPhone

小西来山の関連情報