桑木虱(読み)クワキジラミ

デジタル大辞泉 「桑木虱」の意味・読み・例文・類語

くわ‐きじらみ〔くは‐〕【桑木×虱】

キジラミ科の昆虫。体長3~4ミリ。前翅は幅が広く楕円形で、触角や脚は短い。体は黄緑色で、成熟すると茶褐色になる。若虫は桑の葉に寄生して液を吸う。くわのわたむし。

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精選版 日本国語大辞典 「桑木虱」の意味・読み・例文・類語

くわ‐きじらみくは‥【桑木虱】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目キジラミ科の昆虫。体長三~四ミリメートル。体は黄褐色ないし茶褐色で暗色の斑紋がある。はねは白色半透明で、前ばねに黒褐色の紋がある。幼虫は青白色で、桑の葉裏に群れをなして寄生し大害を与える。成虫は五~六月頃現われる。北海道から九州、朝鮮半島分布。くわじらみ。くわのわたむし。

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