桑津留村(読み)くわづるむら

日本歴史地名大系 「桑津留村」の解説

桑津留村
くわづるむら

[現在地名]砥用町豊富とよとみ 桑鶴くわづる船津ふなつ小敷迫こしきざこ

福良ふくら村の南にあり、南を緑川が流れ、栗崎くりざき村などと対している。慶長国絵図には「桑鶴村」とみえ、正保郷帳によると高一六九石七斗余、うち田方二三石四斗余・畠方一四六石二斗余と田の少ない村である。


桑津留村
くわづるむら

[現在地名]緒方町小宛おあて 桑津留

小宛村の東、緒方川西岸にある。「豊後国志」に村名がみえる。旧高旧領取調帳では高四八石余。安永七年(一七七八)には小宛組に属していた(大庄屋・小庄屋・横目一覧「農民一揆」所収)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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