日本歴史地名大系 「桜一色村」の解説 桜一色村さくらいつしきむら 三重県:四日市市中部地区桜一色村[現在地名]四日市市桜(さくら)町金渓(かんだに)川の南、佐倉(さくら)村の西に位置する。村の東方で金渓川は三滝(みたき)川に流入する。文明年間(一四六九―八七)と思われる伊勢国智積・川嶋山田境指図(醍醐寺文書)によれば、智積(ちしやく)御厨に含まれていたと考えられる。江戸時代を通じて津藩領。寛延(一七四八―五一)頃の「宗国史」では戸数七一、人口二九二、牛一一。寺院は安正(あんしよう)寺(真宗大谷派)、全福(ぜんぷく)寺(曹洞宗、現廃寺)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by