桜山城跡(読み)さくらやまじようあと

日本歴史地名大系 「桜山城跡」の解説

桜山城跡
さくらやまじようあと

[現在地名]新市町宮内

吉備津きびつ神社の南側丘陵上(標高約九〇メートル)にある。慶安元年(一六四八)以前のものとされる備後国宮内吉備津宮古絵図写(旧版「広島県史」所収)は、吉備津神社背後の山の西南側に山を描き、手前から「桜山城」「とひの尾山」と記す。また「備陽六郡志」は著者自筆の吉備津神社およびその付近の図を載せ、吉備津神社の南側の山に桜山入道城跡と記す。「福山志料」には「備後古城記ニ桜山ノ城亀治山ト鳶ノ尾ノ峰ノ間ニアリト云」と記す。一宮いちのみや城ともいい(大日本史)、桜山慈俊の居城

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む