桶廻間村(読み)おけはざまむら

日本歴史地名大系 「桶廻間村」の解説

桶廻間村
おけはざまむら

[現在地名]緑区有松(ありまつ)町桶狭間(おけはざま)

北は有松、落合(おちあい)(現豊明市)の各村に接し、山間の地にある。「徇行記」によれば、田は湿田が多く、麦を田に作付ける所約一割、畑には麦・木綿・大豆などがよく実る。煙草は前後煙草の名に総称され土地に合った作物であった。農閑期には婦女は有松絞をし、男は黒鍬稼に出る者もあった。

永禄三年(一五六〇)桶狭間の戦の戦場となった。今にいうセナ藪(やぶ)またはセンノ藪は、今川義元の家臣瀬名氏俊が先発隊として着陣した所といい、近くに氏俊が部将を集めて評議した所と伝える「戦評の松」があった(伊勢湾台風の被害により枯死)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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