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有松 ありまつ

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大辞林 第三版の解説

ありまつ【有松】

名古屋市緑区にある地名。有松絞で知られる。土蔵造りの町屋が残る。

出典|三省堂
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

有松

尾張藩の奨励によって東海道の鳴海宿と池鯉鮒(ちりゅう=知立)宿の間に1608年に開かれた村。この地で考案された有松絞りが名物となり発展した。1784年の大火で村のほとんどが焼失、その後の復興で現在の町並みができあがったと言われる。江戸末期の築とされる服部家住宅(県指定有形文化財)や江戸期の竹田家住宅(市指定有形文化財)などが残っている。 <伝統的建造物群保存地区> 城下町や宿場町など各地に残る歴史的な集落・町並みの保存を図る制度。1975年に始まった。市町村が地区を決定し、条例に基づき保存計画を進める。 特に価値が高いと判断すれば国が「重要伝統的建造物群保存地区」に選定する。重伝建は現在90市町村で110地区ある。県内では、2011年に豊田市の足助地区が選定されている。

(2016-02-27 朝日新聞 朝刊 名古屋・1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本の地名がわかる事典の解説

〔愛知県〕有松(ありまつ)


名古屋市緑(みどり)区南東部の地区。東海道の茶屋集落から発展。知多(ちた)木綿を加工した有松絞(しぼり)の製造・販売で栄えた。旧東海道沿いに古い商家・町家が軒を連ね、早くから町並み保存運動が盛んで1984年(昭和59)に名古屋市の町並み保存地区に指定された(国の伝統的建造物群保存地区には未指定)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

有松
ありまつ

名古屋市緑区の一地区。旧有松町。江戸時代東海道五十三次の鳴海(なるみ)宿の東方の茶屋集落。伝統産業有松絞りの発祥地。絞りは江戸時代初期、竹田庄九郎(しょうくろう)が知多木綿に染色加工して、手ぬぐいや浴衣(ゆかた)地として売り出したのが始まりで、尾張(おわり)藩の保護もあって発展した。現在、絞り問屋をはじめ、江戸末期の土蔵造の町屋が残っていて、県や市の文化財に指定されている建物も多く、名古屋市町並み保存地区に指定されている。名古屋鉄道本線有松駅があり、国道1号線が通じる。[伊藤郷平]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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