…彼の死(1699)後はアイルランドに帰り聖職を得る。その間《書物合戦》と《桶物語》(ともに1704)を執筆。前者は当時行われていた文学の新旧論争に加わりテンプルに味方して古典派にくみしたものであり,後者は学問と宗教における弊害と腐敗を暴露したもので,ともに彼の風刺家としての名声を高めた。…
※「桶物語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...