梅野信吉(読み)ウメノ シンキチ

20世紀日本人名事典 「梅野信吉」の解説

梅野 信吉
ウメノ シンキチ

明治〜昭和期のワクチン学者 北里研究所部長。



生年
文久2年11月13日(1863年)

没年
昭和5(1930)年3月12日

出生地
筑前国甘木(福岡県)

学歴〔年〕
東京獣医学校卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
明治25年大日本私立衛生会嘱託を経て新設伝染病研究所に入り、北里柴三郎の下で純牛痘苗の創製と量産化、狂犬病予防ワクチンや牛疫予防ワクチン創製に成功するなど欧米に先駆けて業績を上げる。のち北里研究所部長。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梅野信吉」の解説

梅野信吉 うめの-しんきち

1863*-1930 明治-昭和時代前期の獣医学者。
文久2年11月13日生まれ。明治25年新設の伝染病研究所にはいり,狂犬病予防ワクチンや牛疫予防ワクチンなどをつくった。のち北里研究所部長。昭和5年3月12日死去。69歳。筑前(ちくぜん)(福岡県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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