梨椿象(読み)なしかめむし

精選版 日本国語大辞典 「梨椿象」の意味・読み・例文・類語

なし‐かめむし【梨椿象・梨亀虫】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目クヌギカメムシ科の昆虫。体長一〇~一三ミリメートル、雄は体幅が狭く小形で、雌は体幅が広く大きい。体はやや紫色を帯びた淡褐色で、黄白色の斑紋が前胸背前縁部の基部と先端部にある。幼虫で越冬し、六~七月頃成虫となり、ナシ、サクラ、リンゴなどの果実を吸収する害虫。日本各地、朝鮮、中国に分布

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「梨椿象」の解説

梨椿象 (ナシカメムシ)

学名Urochela luteovaria
動物。クヌギカメムシ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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