梶新右衛門(読み)かじ しんえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梶新右衛門」の解説

梶新右衛門 かじ-しんえもん

1611-1682* 江戸時代前期の剣術家。
慶長16年生まれ。幕臣。旗本本多忠相の家臣渡辺勝綱の子。母方の祖父梶正道の養子小野忠常にまなんで,梶派一刀流をおこす。慶安4年(1651)柳生宗冬らとともに徳川家光の前でその腕前披露徳川綱吉につかえ,延宝8年留守居役となる。天和(てんな)元年12月18日死去。71歳。名は正直。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android