梶木町(読み)かじきまち

日本歴史地名大系 「梶木町」の解説

梶木町
かじきまち

[現在地名]東区北浜きたはま四―五丁目

心斎橋しんさいばし筋を境に過書かしよ町の南筋の西に延びる両側町で、明暦元年(一六五五)大坂三郷町絵図町名がみえ、西端部分はふな町と記される。延宝七年(一六七九)同町九軒を合併した(寛政一〇年「水帳」大阪市立中央図書館蔵)。大坂三郷北組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数四三・役数五九半役で、うち年寄分・会所分各一役が無役。年寄は伊丹屋太郎兵衛。寛政一〇年(一七九八)には屋敷数四二・役数五九半役で、うち年寄分・会所分・過書座年寄分各一役が無役。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android