梶田村(読み)かじたむら

日本歴史地名大系 「梶田村」の解説

梶田村
かじたむら

[現在地名]甲奴町梶田

西北に流れる上下じようげ川沿いに耕地が開け、北東福田ふくだ村より流れ出る友森とももり川や、西南の世羅郡宇賀うが(現甲奴町)より出る宇賀川の谷にも集落がある。東南は西野にしの村。応仁三年(一四六九)三月二一日付の山内直通宛宮田教言書状(山内首藤家文書)に「矢野の内かち田・ほん郷両所」とみえ、矢野やの庄に含まれた地と思われる(→本郷村。「賀地田」とも記される(明応元年一二月五日付「山名俊豊書状」山内首藤家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android