棚広村(読み)たなひろむら

日本歴史地名大系 「棚広村」の解説

棚広村
たなひろむら

[現在地名]牧村棚広

飯田いいだ川右岸の標高二八〇―三〇〇メートルの所に位置し、対岸はら村・倉下くらした村。文禄(一五九二―九六)頃の頸城郡絵図では「大乗寺分たなひろ村 下」とあり、本納六八石八斗三升三合・縄高一五二石六斗二升四合、家一七軒・五〇人。正保国絵図では「棚慶村」とあり、延宝七年(一六七九)の越州四郡高帳では高六一石二斗。天和三年郷帳では高八七石四斗余、うち山高二石七斗八升六合・漆高六斗一升、反別田四町八反余・畑屋敷六町六反余・山林二〇町三反余、漆木六一本、家数一五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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