森田光春(読み)モリタ ミツハル

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「森田光春」の解説

森田 光春
モリタ ミツハル


職業
能楽囃子方(森田流笛方)

専門
能管(横笛)

本名
森田 実

生年月日
大正5年 6月9日

出身地
大阪府 大阪市

学歴
京都帝国大学経済学部〔昭和15年〕卒

経歴
能楽笛方・森田流分家の長男に生まれ、幼少時より父・森田光風に師事する。大正15年初舞台。大卒後銀行員になるが、父の引退により復帰、現行曲のほとんどをつとめる。昭和22年より京都で活躍、京都薪能には発足時から尽力した。40年日本能楽会会員。著書に「能楽覚え書帖」、編著に「森田流奥義録」がある。

所属団体
日本能楽会(理事),能楽協会(京都支部副支部長)

受賞
勲五等双光旭日章〔昭和62年〕 京都市芸術功労賞〔昭和61年〕

没年月日
平成4年 8月23日 (1992年)

家族
父=森田 光風(森田流笛方),祖父=森田 操(森田流笛方)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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