棲管(読み)せいかん

最新 地学事典 「棲管」の解説

せいかん
棲管

tube

動物がその中にすむ,管状の構造物。環形動物多毛類ツバサゴカイ科・刺胞動物ハナギンチャク科・有鬚ゆうしゆ動物などの柔軟な膜質の管,甲殻類端脚目ドロクダムシ科・環形動物多毛類ケヤリ科などの泥・砂・貝殻片・海藻などを粘液で固めた管,有鬚動物キチン質の管,半索動物翼鰓よくさい(フサカズキ)類が分泌するコラーゲン様物質の管,環形動物多毛類カンザシゴカイ科などの石灰質の管など。堆積物や硬質の基質に潜入・穿孔してつくったバロー,とくに強靭な裏打ちをもつものも棲管という場合がある。これらの構造物は生痕化石として保存されることがある。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 喜一 小幡

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む