椋梨一雪(読み)むくなし いっせつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「椋梨一雪」の解説

椋梨一雪 むくなし-いっせつ

1631-1709? 江戸時代前期の俳人
寛永8年生まれ。松永貞徳,山本西武(さいむ)の門人。寛文3年「茶杓竹(ちゃしゃくだけ)」をあらわし,安原貞室を論難した。のち大坂で説話作者となり,宝永6年ごろ没したらしい。俳書に「言之羽織(ことのはおり)」,説話集に「古今犬著聞集(ここんいぬちょもんじゅう)」などがある。京都出身。通称は三郎兵衛。別号に隠山,牛露軒など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む