すべて 

植え込み型除細動器(読み)うえこみがたじょさいどうき

家庭医学館 「植え込み型除細動器」の解説

うえこみがたじょさいどうき【植え込み型除細動器】

 心室頻拍(しんしつひんぱく)や心室細動(しんしつさいどう)などの致死的な不整脈(ふせいみゃく)がおこったとき、それを自動的に感知して心臓の中で電気ショックをかけたり、電気刺激を発して不整脈を止める装置です。
 カテーテルアブレーションとちがい、不整脈を根本的に治す治療法ではありませんが、薬剤手術が効かない不整脈にはきわめて有効です。これによって、以前なら治療法がなくて不整脈死していた人を助けられるようになりました。
 かつてこの除細動器はかなり大がかりな装置でしたが、現在では、ペースメーカーと同じ大きさと形になり、同じ方法で植え込むことが可能になりました。電池寿命も8年近くまで延びています。

出典 小学館家庭医学館について 情報

すべて 

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む