植木悦(読み)うえき えつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「植木悦」の解説

植木悦 うえき-えつ

?-1698 江戸時代前期の武士,兵法家。
備中(びっちゅう)(岡山県)の人。小幡景憲にまなぶ。寛文9年藤堂高通(たかみち)が分封され伊勢(いせ)(三重県)久居(ひさい)藩主になったとき家臣となり,陣屋建設や町づくりにあたった。元禄(げんろく)11年2月15日死去。名は別に長春。通称は由右衛門。号は升安(しょうあん),橘生斎。著作に「慶長軍記」「勢陽軍鑑」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android