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植草圭之助(読み)うえくさ けいのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

植草圭之助 うえくさ-けいのすけ

1910-1993 昭和-平成時代の脚本家。
明治43年3月5日生まれ。菊池寛主宰の脚本研究会にくわわり,昭和16年戯曲「佐宗医院」が文学座で上演される。17年「母の地図」で映画シナリオに転じ,「今ひとたびの」「酔いどれ天使」などを担当した。平成5年12月19日死去。83歳。東京出身。本名は銈之助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典内の植草圭之助の言及

【酔いどれ天使】より

黒沢明監督作品。戦後の貧しい青春を描いた《素晴らしき日曜日》(1947)につづいて,脚本は植草圭之助とのコンビによっている。戦後社会の一つの象徴的産物である闇市にのさばるやくざたちを取りあげ,中年を過ぎた酔いどれの医師(志村喬)と結核を病むやくざの青年(三船敏郎)との交流を描きながら,やくざの世界の至高の道徳律であり誇りである〈仁義〉の虚偽とむなしさを痛烈にあばきつつ,日本の戦後社会の世相と精神構造,その動揺と混乱を的確かつ鮮烈にとらえた作品であった。…

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