日本歴史地名大系 「椥村」の解説 椥村なぎつじむら 京都市:山科区椥村[現在地名]山科区椥辻〈池尻(いけじり)町・草海道(くさかいどう)町・中在家(ちゆうざいけ)町・西浦(にしうら)町・西潰(にしつぶし)・番所(ばんしよ)ヶ口(くち)町・東浦(ひがしうら)町・東潰(ひがしつぶし)・平田(ひらた)町・封(ふう)シ川(がわ)町〉北は東野(ひがしの)、東は大宅(おおやけ)、南は勧修寺(かんじゆじ)、西は山科川を境として東野の各村に接する。地勢は平坦で、村の中央を東西に京都道(きようとみち)が通じる。中世には山科七郷の一で、「山科家礼記」応仁二年(一四六八)六月一五日条に「一郷 大宅里山科家知行 南木辻」とあり、大宅里とともに一郷をなした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by