椿井町(読み)つばいちよう

日本歴史地名大系 「椿井町」の解説

椿井町
つばいちよう

[現在地名]奈良市椿井町

西城戸にしじようど町の北に所在。北端いさ川が西流。「奈良曝」では本椿井ほんつばい町・横椿井よこつばい町・江戸屋えどや町の三町に分れ、本椿井町は「町役四十壱軒。此町の小名横椿井町江戸屋町以上三町合て町役四十一軒なり。此町の西がわに、いにしへ筒井左馬之助、井上源五二代すまれしと也」、横椿井町は「本椿井町と町役壱つ」、江戸屋町は「本椿井と町役一所。本椿井の町より西へ入町。此町より西へ行ば小川町へ出る。本つはい町の枝町なり」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android