日本歴史地名大系 「椿八幡神社」の解説 椿八幡神社つばきはちまんじんじや 大分県:東国東郡武蔵町三井寺村椿八幡神社[現在地名]武蔵町三井寺武蔵川の支流三井寺(みいでら)川の上流右岸にある。祭神は応神天皇・比売大神・神功皇后。社伝によると、天平神護元年(七六五)近江三井寺(園城寺)の御在所峯に鎮座、その後度々火災にかかり、治安三年(一〇二三)現在地に奉斎したという。「椿八幡宮大縁起旧規略」には文永四年(一二六七)に御在所峯の麓にある椿の社地に神殿を建立したと記される。鎌倉時代には大友氏の支族田原氏の崇敬によって繁栄し、室町時代には田原氏とその支族吉弘氏の崇敬を受けていた(応永二九年一〇月二五日銘棟札)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by